左上サイナスリフト

クリニックブログ

2021.11.02

こんばんは、スタッフの志賀です。

本日は1件オペがありました。

こちらがオペの様子です。

今回は左上にサイナスリフトという処置を行いました。

サイナスリフトとは、インプラントを埋め込むのに十分な骨の高さが上顎にない場合に、小鼻の脇にある上顎洞の底部に骨補填材を埋入して骨再生を行う方法です。

骨の厚みが8mm未満の場合や、多くの骨を補わなくてはいけない場合に適応します。

また、今回はPRFも合わせて行いました。

PRFとは、”多血小板フィブリン”の略で血液中のフィブリンに通常の割合より3~4倍ほど多くの血小板を含んだものをPRFと言います。
血小板には細胞を作り、細胞や組織の成長を促したり、傷の治りを早める成長因子が数多く含まれています。

治療直前に患者様から血液を約20~80㏄採取し、遠心分離器に10分程かけて濃縮したフィブリンの塊を取り出します。

このフィブリン塊に通常の血液の3~4倍ほど血小板が凝縮されており、

血小板の中に傷を治す成長因子や血液凝固因子が数多く含まれていることで傷の治りや再生が通常よりも早くなります。
また痛みや腫れを早く終わらせる利点もあります。

当院では患者様にあった治療方法をご提案させていただきます。

歯の事でお悩みの方は一度当院にご相談ください。