虫歯はうつる?!
スタッフブログ
2016.05.29
こんにちは!スタッフのY.Wです!
みなさま虫歯はうつるという話を聞いたことはありますか?
そもそも虫歯は主にミュータンス菌と言われる細菌によって引き起こされます。
このミュータンス菌がとてもやっかいで、一度に付着するとなかなか取れません!
さらに付着したままの状態で甘いものを食べると
食べ残しや歯垢に反応して、糖分を酸に変えていきます。
するとエナメル質をどんどん溶かして虫歯になるという流れです。
さて、虫歯はうつるという話に戻りますが、実は生まれてばかりの赤ちゃんの中には、このミュータンス菌が居ないのです!
生まれた後に人から人へと感染しているわけですね。
残念ながらお母さんやお父さんの口移しや、お箸やコップの共有になどによって
家族から赤ちゃんに虫歯菌がうつってしまう可能性が高いのです。。
人間の口内環境は乳歯が生え始める2歳半から3歳ごろまでに決まると言われています。
そのため子供が将来的に虫歯になりやすいかどうかは、この3歳ごろまでが重要な時期となります。
なぜなら、3歳時点で口の中にいるミュータンス菌の割合は、大人になっても変わらないためです。
虫歯になりにくい口内環境を作るためにも、なるべく唾液の接触を防ぐようにしましょう!
しかし、完全に虫歯菌をシャットアウトすることは難しいと思います。
万が一、痛みが出て虫歯かな?と思ったら早めにご相談くださいませ。